X(旧Twitter)で集客するには?個人店・ネット通販・企業公式の方におすすめの投稿内容

企業の公式アカウントを作ってX(旧Twitter)で集客されている企業様は多いかもしれません。一方、「Xで何を投稿すれば良いか分からない」「プレゼントキャンペーンはやった方がいい?」というご相談を頂くことがあります。

大手企業やメーカーが運営されているXアカウントや、「企業公式」というアカウントなどがありますが、参考にするアカウントを間違えると、投稿を頑張ってもお客様と繋がりにくく、集客(商品の購入)に結びつきにくい恐れがあるでしょう。

そこでこの記事では、Xの運用で参考にしたいアカウントの見極め方と、インプレッションが高い投稿の特徴をご紹介します。

X(旧Twitter)の運用は難しい?

X(旧Twitter)は、お客様と近い距離でコミュニケーションがとれる便利なSNSです。また、InstagramやTikTokなどと比較して動画や画像編集の手間が少なく、始めやすいメリットもあります。さらに、広告運用と比べて低コストで始められる点も魅力的でしょう。

一方、フォロワーが増えるまで地道に投稿する必要がありネタ探しや投稿文の作成に時間やエネルギーがかかるため、決して手軽なツールとはいえないと感じます。また、一度更新を止めると、再開のきっかけが掴みにくくなってしまいますので、コツコツ続けることも求められます。

【集客目的】どのアカウントを参考にすべき?

「Xを通して商品の見込み客を増やしたい!」と思われる場合、参考にすべきアカウントは「集客を目的にされているアカウント」です。

企業アカウントと聞くと、馬の被り物で話題の「わかさ生活広報部」さんや「SHARPシャープ株式会社」さんなど、ユニークな投稿をイメージされる方も多いかもしれません。アカウントの担当者のキャラクターが強烈で、シュールな投稿や面白いと感じてもらう投稿が中心です。

すでに知名度があり、どんな企業でどんな商品か分かっているアカウントの投稿のため、「面白い担当者がいるんだ!」「裏側が知れて面白い!」と感じる方が多いでしょう。

一方、わかさ生活広報部さんなどのアカウントは、名前の通り会社の広報目的のアカウントで、「サプリメントを買ってね」という集客用ではないアカウントと考えられます。

そのため、商品の認知度アップや集客を目的としてXを運用される場合は、ただフォロワー数が多い企業・バズっている企業、仲良くしてくれる企業のアカウントを模倣すると疲弊してしまったり、どんな商品か分かりにくいアカウントになってしまう可能性があるでしょう。

X(旧Twitter)でおすすめの投稿内容は?

Xのバズりをきっかけにファンを増やした下着ブランド「BELLE MACARON」を運営されていたこじみくさんが現在執行役員を務められている「CHARM MAKE BODY(チャーメイクボディ)」のXアカウントを分析すると、下記のような投稿が中心でした。

  • 商品・新商品の紹介
    写真と文章で丁寧に説明されているのでイメージしやすくなっています。「背中の段差が出にくい素材」「心地いいノンワイヤー」など、特徴だけではなく、お客様にとってどう良いのか伝わる文章となっています。また、「買って買って!」という押し売り感がない点が特徴です。
  • 新作商品のチラ見せ
    「ついに明日発売!どの色が気になりますか?」「スタッフが試してみた」「こだわりポイント」など、発売日までに少しずつ紹介されています。
  • お客様の声の紹介
    Amazonや自社サイトに寄せられたお客様の声を紹介されています。通販では実物を確認できないため、お客様の声を紹介することで商品へのイメージが湧きやすく、不安払拭につながります。
  • ターゲット向けのお役立ち情報
    下着の洗い方や透けにくい下着の色を動画で紹介したり、下着洗いにおすすめのグッズなどを紹介されています。
  • マシュマロ(質問・相談)への返答
    お悩みやコメントが送られる「マシュマロ」を活用し、「胸のサイズが変わったかも?」「下着のシミの落とし方」などのお悩み回答を行い、見込み客とやり取りされています。マシュマロは匿名のため、リプライやDMで聞きづらい内容も気軽に相談しやすいメリットがあります。

参考:こじみくさんが語る、バズりをきっかけにファンを増やした下着ブランド『BELLE MACARON』の成長と終焉 | EC・ネット通販を中心とした物販ビジネス専門メディア 「コマースピック」

集客用のアカウントで控えたい投稿内容は?

会社の広報的なアカウントにプライベートな内容を投稿されているケースもあります。一方、「商品を知ってもらう」集客目的ためのアカウントで、「今日のランチ」「プライベートの出来事」など商品と関係ない投稿が連続していると、アカウントを見た見込み客が、何のお店か分かりにくくなってしまうデメリットがあります。

企業アカウントを見ると「#企業公式相互フォロー」などのハッシュタグや、「今日は○○の日」「企業公式が今日の天気を言い合う」などで、企業アカウント同士が仲良くなっている投稿も見られます。「企業同士の結びつきを強くしたい!」という目的であれば効果的ですが、もし「商品を知ってもらいたい」という集客用のアカウントの場合、本来の目的からズレてしまう恐れがあります。

X(旧Twitter)キャンペーンのメリット・デメリット

フォロー&リツイートした方の中から抽選でプレゼントが当たる「プレゼントキャンペーン」は、一気にフォロワーを増やすことができ、認知拡大に繋がります。

一方で、懸賞目的でフォローする人もいるため、真のお客様見込みになるとは限らず、キャンペーン終了後にフォロワーが減ってしまう恐れもあります。

キャンペーンで見た目のフォロワーが増えても、真のお客様はそこまで増えなかった…ということがないように、キャンペーン終了後のフォローも必要かと考えます。

集客目的の運用で、お客様と繋がるSNSへ

SNSによる集客は、投稿分の作成やネタ探しなど意外にもエネルギーがかかる集客方法ですが、お客様との距離が近く、商品の魅力を伝えやすいツールです。

当方のZoomによる無料相談では、Xの投稿内容や、私自身のX運用で上手くいったこと・失敗したことなどをお話ししています。また、X経由で訪問されたお客様の導線づくりや、購入後のフォローなどについてもご相談に応じますので、お気軽にお問い合わせください。

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