【健康食品・サプリメント】クラウドファンディングのページ作成で気をつけることは?
管理栄養士兼セールスコピーライターとして、LP(ランディングページ)やチラシ・HPのライティング(文章作成)を行っており、最近ではクラウドファンディングの文章作成にも複数携わっています。
資金集め目的としてスタートしたクラウドファンディングですが、最近では商品販売前の反応を調べたり、認知度アップとして活用することも多くなっています。
クラウドファンディングをはじめるとき、どんな内容を書けばいいのか迷ってご依頼を受けることが多く、さらに健康食品・サプリメントならではのクラウドファンディングの広告審査のハードルもあります。
ここでは、健康食品・サプリメントの商品でクラウドファンディングを始める際のポイントを解説していきます。
ポイント① クラウドファンディングの独自の広告審査を意識
クラウドファンディングを行う際、どの媒体に掲載するか選ぶところから始まります。
- CAMPFIRE
- Makuake
- READYFOR
媒体ごとの違いが分かりにくいと思いますが、実は媒体それぞれに独自の広告審査があり、厳しさが異なります。
こちらの媒体なら言えるけど、こちらでは言えない…といったこともあり、厳しい媒体では審査後に膨大な量を修正する時間コストもかかります。
もちろん、審査が緩いなら何を言ってもOKではなく、虚偽誇大な内容や、薬と誤認されるような表現は炎上や不信感に繋がります。そのため、薬機法を意識した広告が必須です。
媒体ごとの規制の違いを確認するには、実際にクラウドファンディングのページを見ることが近道です。
事前に各クラウドファンディングサイトをチェックして、競合がどのような表現をしているのか確認して媒体を選ぶことをおすすめします。
ポイント② 反応してもらうための画像&キャッチーな言葉づくり
クラウドファンディングの目標金額を達成するには、反応してもらうための画像やキャッチーな言葉を作る必要があります。
最近では有名なメーカーもクラウドファンディングに参入しており、大手から個人まで数々の商品が立ち並んでいます。そのため、ユーザーに選んでもらうためには、パッと見て「欲しいな」と思ってもらえる文章と画像が大切です。
テキスト(文章)のみ制作することも可能ですが、特に健康食品・サプリメントの場合は栄養素の解説などを図解で示した方が伝わりやすくなるため、デザインも重視されます。
ポイント③ 相手にとってのベネフィット
クラウドファンディングでバズる商品は、「こんなの欲しかった!」と思うものです。
初めて知る企業の場合、よほど興味がある商品ではない限り
「商品のスペックは良く分からないけど応援したいから買おう!」
とは思いませんよね。
「応援してほしい」
「この商品を広げたい」
といった自分の想いベースだけでは、反応してもらうのは難しいものです。
知らない企業でレビューが分からないものは購入をためらってしまいますよね。
特に健康食品やサプリメントのように口に入れる商品は不安が大きいものです。
そのため、
- どんな方のための商品なのか(ターゲット)
- どんな悩みを解決するのか(スペック・メリット)
- 使ったらどんな未来が待っているのか(ベネフィット)
を必ず入れるようにしましょう。
ポイント④ 「応援したい」と感じてもらえる商品への想い
ポイント③では、想いだけでは反応してもらえないことをお伝えしましたが、「応援したい」と思える商品への想いも、もちろん大切です。
クラウドファンディングの文章作成前には、必ずターゲット層へヒアリングを行うようにしていますが、
「キラキラして苦労してない企業だと、クラファンしなくても困ってなさそう」
「良い感じの商品で、応援したいなと思ったら買う」
といった声も複数寄せられました。
AKB48が人気になったのは、アイドルなのに苦労や涙を見せていた点。
ドキュメンタリー番組等で見せるひたむきさに惹かれて「頑張ってる」と応援したくなるファンが増えました。
商品が溢れる中、「誰から買うか」が重視されています。
クラウドファンディングの原点である、応援者を募るには
- 商品開発の想い
- 苦労した話
- 購入者への想い
を載せていきましょう。
ポイント⑤ 実は一番大切! クラウドファンディング後の集客
クラウドファンディングを始める前には、
「クラファンやります」とSNS等で告知することに力を入れると思いますが
クラウドファンディングが一度のお祭りにならないように
開催後の導線づくりも必要です。
一度買ってくれたお客様との接点を絶やさず
継続して買っていただくためにアプローチしていきましょう。
接点を持つ方法にはメルマガ、LINE、同梱チラシなどがあります。
目標の金額に達成されることも一つのゴールですが
クラウドファンディングの本当のゴールは、その商品が売れ続けることです。
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「キャッチーな文章が分からない」
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